初心を忘れない

株式会社icプロデュース代表取締役兼パーソナルプロデューサーのYukinoです。

スタッフが独立していくにあたって、相談されることがあります。

1人でお店を出すってどんな感じだったかなぁ。10年前にワープしてその時の気持ちに戻る感覚があります。

特に、自分で賃貸契約を行い、内装工事を入れるような独立をするとなった時、オープン日を決めて、告知して、よく夜な夜な1人で家具を組み立てたなぁとか、一から商材を作ったなぁとか、その時は不安よりも、ワクワクの方が大きかった気がします。

店舗出店にも慣れ、月商10万円、100万円、1000万円をクリアしていくと、もちろんいろんな問題が出てきます。

だからこそ、起業を頑張りたい、自分の足で立って生きていきたい、などと独立を目指す人たちのパワーは今の私にとても刺激になります。

初心を思い返すって、とっても大切なことなんですよね。

これは、何も独立をして慣れてしまった人にお話ししているのではなく、例えば転職をしたての新人のときのドキドキする気持ち、ワクワクする気持ち、新しいことを始めたときの嬉しさ、楽しさ。そういったものを、人はついつい忘れがちになります。

今そんな気持ちがもしかしたら薄れているかもしれないと感じている人は、毎日に刺激が少ないかもしれません。

お客様にしてあげたいと言う気持ちよりもしてやってあげていると思っていたり、頑張りたいと言う気持ちから、頑張ってやっているつもりと、曖昧になったり。

あなたが今頑張るべきこと、大事にしないといけないこと、そしてこれから目指すところ、それが定まらないのは、ワクワクする楽しい気持ちや、会社のためお客様のため自分のために一生懸命やると言う初心を忘れている時かもしれません。

経営者に限って言えば、初めて雇ったスタッフに対する気持ちを今の全員に持てているのかなとか、100円でも1000円でももらうのが怖かった当初のお金のありがたさを忘れていないかなとか、いちど止まって振り返る機会も必要かもしれません。

特に、誰でも、自分自身で精一杯になることがあります。

誰かのためになどと考えられる余裕を持てるようになるまでは、自分がある程度満たされていないとできない考えです。

ただ、自分を満たしていく事はとても大切ですが、それが人の気持ちがわからなかったり傷つけたりする自己中心的なものであれば、うまくいく事は難しいかと思います。

たまには初心を思い出して、自分と向きあうことをお勧めします。

過去のあなたは希望に満ち溢れています。